『ともに挑み、ともに笑顔で。
―笑顔と行動で、地域を変える―』
第57代 理事長 佐々木 進一
【はじめに】
私は仕事を通じて、JCで活躍している先輩方の姿を見て、刺激を受けました。同世代の仲間と切磋琢磨しながら学び合える環境に魅力を感じ、入会を決めました。自分もその一員として、地域を盛り上げる側に立ちたいと考えています。私自身、青年会議所に入会してまだ日が浅く、諸先輩方と比べれば経験不足を痛感し、未熟さを感じる部分も多々あります。私は、会社や地域に育ててもらった分、これからは地域を盛り上げていきたいと強い使命感を抱いております。経験の浅さは弱みであると同時に、新しい視点をもたらす強みであると考えています。私はその視点を活かし、地域の課題に向き合い、仲間と共に挑戦を積み重ねることが出来ると信じています。また、責任の重さを痛感する一方で、この任を通じて自らを鍛え、地域の発展に繋がる運動を続けることを誓います。JCの三信条である、奉仕、修練、友情のもと、地域の未来を支える力となります。私たち一人ひとりの小さな行動が、やがて大きな変化を生み、地域のために汗を流し笑顔を広げる活動を続けてまいります。私たちは今後も、地域に根ざした活動を通して、明るい豊かな社会を実現するために挑戦し続けていきます。
【会員拡大】
まちづくりには、青年会議所の原動力である「人財」が必要です。しかし現在、全国の多くのLOMで会員数の減少が続いています。栗山JCも例外ではなく、若手世代の入会者が思うように伸びていません。今地方は若年層が都市圏に出て行く傾向があり、若い人が仕事や教育、生活の選択肢を求めて町外へ移る例が目立っております。しかし、地域には“まだ出会っていない仲間”がいます。働く現場で汗を流す若者、地域の未来に関心を持つ者、子育てをしながら地元で頑張る親世代、彼らに「JCは面白そうだ」「自分たちも参加したい」と思える機会をつくることが、今こそ必要です。その為にはまず私たちが楽しむべきです。人に声をかけるとき、私たち自身が笑顔で活動していなければ、その魅力は伝わりません。だからこそ、活動そのものを全力で楽しみ、その姿を見せることで自然と新しい仲間を惹きつけていきます。会員拡大とは単なる数の増加ではありません。新しい仲間との出会いが新しい発想を生み、新しい発想が新しい事業を生み、新しい事業が地域に新しい風を吹き込みます。この循環を起こすことこそが、青年会議所の未来、そして、まちの未来をつくります。まちの可能性は、栗山青年会議所の会員の数だけ広がります。だからこそ、本年度は「ともに挑み、ともに笑顔で。」というスローガンのもと、楽しむ姿で地域を巻き込み、会員を増やしてまいります。「笑顔」があふれる組織は、人を惹きつけ、人を育て、地域を変えます。栗山青年会議所は、人が育ち、仲間が集い、地域を変える団体です。その力をさらに大きくするために、今年度は会員拡大に全力を注ぎます。
【青少年育成】
南々そらちの地域では、少子高齢化が急速に進み、「次の世代が地域を支える構造」が崩れつつあります。だからこそ、子どもや若者が「地域に希望を見いだすこと」が重要です。地域が生き残るために、誇りを持ち、未来を描く環境が広がり、挑戦する心を養うことが必要であり、そんな循環がある地域は、必ず次の世代へと続いていきます。青少年育成は単なる「子どものための事業」ではなく、地域の持続可能性を担保する「未来づくりの投資」です。子どもたちが全力で楽しみながら挑戦する姿は、地域の未来を明るくします。しかし、今現在の家庭や学校教育だけでは、伝わらない事があると思います。青少年育成とは、単に教育や指導を行うことではありません。それは、子どもたちの中にある「可能性」を見つけ、育てることです。体験を通じて学ぶ力、仲間と協力する力、失敗から立ち上がる力、これらはすべて、社会を生き抜く上で欠かせない土台となります。私たちは、地域の大人として、そして青年として、子どもたちに「挑戦する楽しさ」「支え合う温かさ」「夢を持つ大切さ」を伝え、その思いを胸に、活動を通じて、私たち自身もまた、学び、成長する機会を創出します。この積み重ねが、やがて栗山の未来を担う若者を育て、JCの新しい仲間を生む土壌になります。彼らが誇りを持ち、夢を語り、挑戦できるまちでありたい。それこそが、南々そらちに生きる私たち大人の使命です。
【地域の魅力】
「地域の魅力」とは、自然や歴史といった資源だけでなく、そこに暮らす人々の姿勢や関わり合いによって磨かれていくものです。私たちが活動する南々そらちには、自然の豊かさ、農の営み、人の温かさがあります。しかし、人口減少や高齢化、地域間のつながりの希薄化が進む中で、「地域の魅力を次の世代にどう残していくか」という課題が私たちの前に立ちはだかっています。その答えの一つが、「ふるさと田舎まつり」です。ふるさと田舎まつりは、1市4町が連携し、地域の文化・食・人の温かさを体感できる南々そらちの代表的な事業です。ふるさと田舎まつりを地域の魅力としていくために、実行委員会組織として多くの組織を巻き込み、連携していきながら一市四町の魅力を、SNSなどを活用したプロモーションなどを行い地域内外に魅力を波及させ、会場から商店街・酒蔵・と自然に足を運べるような仕掛けづくりをしていき、町全体に経済効果をもたらします。このふるさと田舎まつりは、地域と人々をつなげる大切な場所であると私は考えております。携わる人々が描く地域の魅力溢れる輝く場所を目指します。
【夕張川の魅力】
2008年から始まった夕張川事業は、行政や地域住民の関係諸団体の協力を得ながら、2015年栗沢頭首工に魚道「サーモンロード」が設置され、また、2020年に栗山町中央橋上流に産卵床が整備され、この地域に遡上するサケも確認されるに至りました。夕張川に還るサケをシンボルとして、夕張川は南々そらちの歴史と文化を支え、農業や生活に欠かせない存在であります。また、北海道の地方公共団体に先駆け、栗山町は道内では初の「ネイチャーポジティブ宣言」を表明しました。「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」自然が豊かになる考えのもと、地域の経済や政治の発展を促し、プラスにする活動です。そのためには、夕張川に直接的な関わりのある河川関係事業者のみならず、この地域に住まう子供から大人、また、町内外企業を含めた誰もが夕張川を含めた自然に目を向けてもらうためにも、夕張川自然再生協議会の活動を支持し、夕張川をより身近な存在として認識し、南々そらち全域に5年後、10年後には「地域の顔」として夕張川を使って、栗山町が誇れる地域としての魅力を向上させます。
【結びに】
青年会議所は、私たちに多くの発展と成長の機会を与え続けてくれます。どんな困難にも立ち向かい、地域に希望を灯す存在であり続けながら、仲間と共に学び、挑戦し、笑顔で地域を牽引してまいります。その為にも、会員拡大を通じて組織を強くし、青少年育成を通じて未来を育み、ふるさと田舎まつりや、夕張川を通じて地域の魅力を向上させます。この事業を力強く推進し、仲間とともに、地域とともに、そして未来の子どもたちの笑顔のために、全力で挑戦し続けます。地域の可能性を信じ、仲間の力を信じ、自分自身の力を信じて。すべての事業に「笑顔」と「行動」を込め、次の時代を切り拓いていきましょう。ともに挑み、ともに笑顔で。私たちが笑顔でいる限り、地域には希望が生まれます。2026年度、栗山青年会議所は、誇りと情熱を胸に、明るい豊かな社会を実現するために挑戦の一歩を踏み出します。